
ゆう
信濃町を楽しむ知恵を伝える“生き字引”
Member Interview
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人生を明るくする。そして、やさしい世界をつくる。そんなLAMPの思想を体現する上で、もっとも重要なのが「人」。というわけで、スタッフ紹介記事をつくることにしました。今回登場するのは、LAMP野尻湖 アウトドアガイドのゆうさんです。
自然から得られる刺激で満たされている
いきなりですが、ゆうさんは、どうしてLAMPに関わっているんですか?
ゆう実はLAMPの前身「サンデープラニング」は、僕の両親が始めた家業なんですよね。父母どちらも東京出身なんですけど、自然が好きで。僕が生まれる前に脱サラして、野尻湖に移住し、アウトドアスクールを始めたんです。そして、アクティビティを楽しむ人が翌日も楽しめるようにと宿泊業もスタートさせ、母が食堂で料理をつくって提供していました。
そんな環境の中で、ゆうさんは育ったんですね。
ゆうはい。進路を選ぶときは、大学進学に意味を見いだせなかったから、食いっぱぐれなさそうだし、何かあったら家業も手伝えそうだしいいかなと思って調理専門学校に進みました。卒業後は、信濃町のイタリアンレストランに就職してピザ担当になったり、知り合いとニュージーランドでフュージョン料理を提供するレストランを開業したり、いろいろな経験をしましたね。ちょうどニュージーランドでビザも切れるタイミングに、実家から「アウトドアガイドが退職したからやらないか」と誘われて、家業に入ることにしました。
家業に入ることに抵抗はなかったんですか?
ゆうなかったですね。小さい頃から、アウトドアガイドをしている親の姿を見ていましたし、休日も野尻湖でカヤックを漕いで遊んでいたから。外遊びが好きで、信濃町での暮らしが染みついているんですよね。
都会への憧れみたいなものってありませんでしたか?
ゆう全くありませんでしたね。刺激が欲しくて都会に行くってケースが多いと思うんですけど、僕の場合は自然から得られる刺激ですでに満たされている。信濃町の環境って、季節によって、日によって、時間帯によって、まったく見え方が変わってくるんですよ。自然が相手だと変数も多いし、それに対するアプローチを考えるのがめちゃくちゃ楽しい。アウトドアガイドも、春は山菜採り、夏は野尻湖でカヤック・SUP、秋になったらキノコ狩り、冬は雪山……もう季節ごとに職業を変えているようなものですから。飽きることなく、ずっと楽しめるんですよ。
知恵を身につけて、誰かに伝えるのがたまらない
LAMPで働いていて、どんなことが楽しいですか?
ゆう僕、知恵を身につけるのがすごく好きなんですよ。それができるのが、楽しいですね。
と、いいますと?
ゆう僕の中で、知恵というのは、知識と経験を組み合わせたもの。物事の原理原則を理解して、何かをつくることで知恵は身につきます。たとえば、THE SAUNAをつくるにあたって、図面を描いたり、内装のベンチをつくったり、煙突やストーブを設置したり。大工さんと一緒に作業する中で「これってどうしたらいいですか?」って聞いたり、自分で調べたりして、原理原則を学びながら、自分でできるようになっていくのが、おもしろいんです。
サウナを建てるアウトドアガイド……!
ゆうまぁLAMPでは「何でも屋さん」みたいなポジションですからね。でも、アウトドアガイドも、知恵が求められる最たるものなんですよ。たとえば、カヤックで水の上を漕いでいくときも、波に対してどんな角度で入った方が安定するかとか、キノコ狩りだったらこの時期、この天気だったら、どういう場所に生えやすいとか。そういう知恵を深めていって、誰かに伝えて「これっておもしろいでしょ」って言うのがたまらなく楽しいんですよね。
信濃町というフィールドを、いかに楽しむか

これから、ゆうさんがやりたいことって何ですか?
ゆう僕が蓄えてきた知恵を引き継ぐ人をつくりたいですね。たとえば、単に図鑑だけ持って山に入っても、キノコってなかなか見つけられないんですよ。どの辺りに行くとキノコがあるのか。いつ頃が食べ頃なのか。文字や数字だけでは辿り着けない世界があるんです。
図鑑に記載されている“知識”を“知恵”に転換する。
ゆうそれができる人って、日本でも決して多くはなくて。もし、僕がいなくなってしまったら、キノコ狩りのアクティビティがなくなってしまうかもしれない。それはつまり、信濃町というフィールドを楽しめる機会が減ってしまうと言ってもいい。それって、なんだか悲しいなぁと思ってしまうんですよね。
信濃町の楽しみ方が減ってしまう…!
ゆうでも、実家のサンデープラニング時代から考えると、LAMPもどんどん進化していて、僕では出せないようなアイデアも、他のスタッフからどんどん出てくる。すでにあるアクティビティを維持するだけでなく、野田クラクションべべーがサウナをつくったように、この信濃町の自然という環境を楽しめる新しいコンテンツが他のスタッフから出てきてもいいなぁと思いますね。自然の中のコーヒー屋かもしれないし、本屋かもしれない。そんなみんなのアイデアを、僕の“知恵”を活かしてかたちにすることができたら最高だなぁと思いますね。
それにここに集まるのは

LAMPで働くいいやつ

いいやつらと
一緒に働きたい

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